自立支援協議会ってなんだろう?
平成29年9月27日/ほうあんホッと相談カフェ(大谷)
自立支援協議会とは??
障害のある方を真ん中に、さまざまな関係機関、福祉分野はもちろんのこと、医療・保健・教育・就労、等々が、相互に連携を取りながら、地域での支えるシステムを作っていくことを目的としています。 ※(地域)自立支援協議会の構成員は、次に掲げるところを標準とし、中立・公正を確保する観点から、地域の実情に応じて市町村長が選任する。なお、構成員は再任することができます。 |
(1) | 社会資源や地域における権利擁護、相談支援事業を担う関係者 |
(2) | 障害当事者・団体の代表者又はその家族 |
(3) | 相談支援事業者、福祉サービス事業者、保健・医療、学校、企業、高齢者介護等の関係機関 |
(4) | 前各号に掲げるもののほか、地域ケアに関する学識経験を有する者 |
運営協議会には会長を置く。会長は、構成員の互選により選任します。 |
もっとわかりやすく簡単に言うと個人個人で一人を支援するのではなく、関係機関が手を取り合って利用者を支援しましょうという目的のもと運営されています!!
自立支援協議会が行っていることはなに?
小田原市箱根町真鶴町湯河原町地域障害者自立支援協議会は障がい者の地域における自立生活を支えるため、相談支援を適切に行うと共に、関係機関のネットワーク構築を行っています。また、障がいを理由とする差別の解消を推進するための協議も行っています。
(構成)
①全体会:協議会活動の事業計画や予算決定の確認をするなど、中心的な会議を行います。
②専門部会:4つの部会を設置し、それぞれのテーマについて関係の深いメンバーで構成されています。また、協議会委員に限らず幅広いメンバーで協議を行っています。
1、相談支援部会:計画相談支援を行っている相談支援事業所を中心に構成。地域課題の検討や相談支援のスキルアップを行い連携強化を図る。
2、就労支援部会:障がいがある人の就労の促進、雇用する環境を整えるための必要な取り組みについて検討する。
3、子ども部会:児童発達支援や放課後等デイサービスなど、子供が利用するサービスや支援についての検討を行う。
4、権利擁護部会:障害者差別解消法に関する取り組みを中心に障がい者の権利擁護に係る検討等を行う。
平成28年度は以上の4つの専門部会を設け、障がいがある方々が困り感なく生活を送れるように関係機関で情報の共有・課題の検討等を行いました。
平成29年度はここに新しく精神障がいがある方たちの自立支援を検討する専門部会として「精神部会(仮称)」が発足いたしました。その為、平成29年度は5つの専門部会で運営されていくことになります。
※詳細は後述いたします。
自立支援協議会でホッと相談カフェは何をしているの?
ほうあんホッと相談カフェは4つの専門部会のうちの一つである「子ども部会」に所属しています。
平成28年度は障がい児支援に関する地域課題抽出の為、2市8町の放課後等デイサービス事業所へ自己評価表を配布。回答を集計し、それぞれの事業所の特色と課題をを整理しました。
集計結果をもとに小田原市障がい福祉課と連携を取り、放課後等デイサービス事業所が集まる機会を作りました。その中で現状を見つめ、地域課題を全体で抽出するという取り組みを行いました。その中でグループワークを行い、ポジティブな意見も出る一方で教育機関との連携の希薄さや複数事業所を利用される方の情報共有のあり方などが課題として挙がりました。
平成29年度の子ども部会は、上記のような課題に対してどの様に連携をしていくのか、教育機関との関りをどの様にすれば強化できるのかなどを検討して未来に繋げていく取り組みを実施致します。
今後の取り組みは何をするの?
平成29年度の子ども部会は、上記のような課題に対して、子どもたちのことを第1優先に考え、部会の構成委員にも教育委員会を向かえ、
福祉(児童発達や放課後等ディサービス)事業所と教育機関とのつながりを強化できるように取組むとともに、
放課後等ディサービスを中心とした療育の質の向上と情報交換の場づくりを実施致します。
是非関係される方は積極的にご参加ください。
※詳細につきましてはその都度、ご報告させて頂きます。
※情報参照:小田原市役所HP