スヌーズレン活動における身体反応の変化から
活動の重要性を確認する!
令和元年5月15日(水)/ ふじみのさと 吉澤
毎週金曜日の午後に行なっているスヌーズレン活動で、
血圧・心拍数など身体反応を計測して、リラックス度を
知ろう、という試みの結果報告をします。
右の表であるように、人はリラックスすると自律神経の
副交感神経が優位になるという医学的な根拠に基づき、
スヌーズレン活動における利用者の身体反応を数字で
表わすことを試みました。
今回は循環器や抹消神経に着目して、血圧と心拍数の
測定を行ないました。
測定環境によって、また個人によって、様々な数値が
示されましたが、概ねスヌーズレン活動で行なっている
心地よい刺激の注入や環境作りは、利用者をリラックス
した状態に導いているといえます。
落ち着いた心身の状況は表情だけではなく、血圧や心
拍数の低下・安定でも示されることが判りました。
(個人の測定結果や考察は、省略させていただきます)
この活動をさらに有効にさせるために、事前の準備、
途中での入退室の制限、くつろげる姿勢の確保など、
条件整備に努めていきたいと思っています。
さらに、今後は涙腺や唾液腺、脳神経などの分野で
の計測を試み、活動の効果を確認していく予定です。