SDGsに関するふじみのさとの取り組み
令和3年3月10日(水) 笹田
ふじみのさとでは、お世話になっている同じ地域の方に何か出来ないかと
地域貢献として「クリーン作戦」が始まりました。
この活動は、SDGsにおける目指すゴール11「住み続けられるまちづくりを」
14「海の豊かさを守ろう」15「陸の豊かさを守ろう」に繋がっています。
こうした日々の取り組みによって、
同じ地域に住む皆さんの生活を守ることに繋がればいいなと考えてきました。
障害者施設は地域交流の場を持ちづらく、時には「閉ざされた施設」と表現されることもあり、
地域との繋がりは大きな課題となっています。
ふじみのさとってどんなところだろうとわからないことが多くあると思います。
私たちの発信力が足りないだけでなく、
どうしたら地域の皆さんとの関わりを持つことが出来るのか、
そのきっかけを見い出せずにいました。
しかしながら、「クリーン作戦」を通じて、地域の方から話しかけていただくことが増え、
「おはようございます。」「ありがとう。」のその一言が私たちの活力となりました。
ある利用者さんは、「(ゴミ拾いを)褒められたから嬉しい。」と話され、
一緒に取り組んでいる私たち職員もとてもあたたかく嬉しい気持ちになりました。
「クリーン作戦」でない時も地域の方から挨拶をしてくださることが増え、
いつの間にか地域貢献として始まった「クリーン作戦」が
地域交流のきっかけへと変わっていきました。
今後はさらにふじみのさとと地域の皆さんの繋がりを深め、
地域一体となってSDGsの目指すゴール10「人や国の不平等をなくそう」
16「平和と公正をすべての人に」17「パートナーシップで目標を達成しよう」に
結び付けていく取り組みを展開していきたいと考えています。
コロナが収束し、以前の日常を取り戻す事が出来た際には、
地域の皆さんが参加出来るイベントの計画や、
ボランティア交流などふじみのさとを知ってもらう機会を作りたいと思います。
また、ふじみのさととしても地域の清掃活動や収穫などのボランティア参加をして
地域貢献、地域交流そしてその先のSDGsの取り組みへ繋げていけたら良いと考えています。
個々人の持つ変える力と、人々の繋がりがもたらす大きな力を信じ、
すべての人が暮らしやすい社会への一歩を踏み出していきたいと思います。